四国医療専門学校 卒業

故・梅田善照氏に師事

経絡治療学会 会員

院長の飽浦克彦(アクラカツヒコ)と申します。

私が高校生の頃、医療の細分化に伴い、あちこち診療科をたらい回しにされ、『病気』は診るが『病人』は診ない等と云われ、医療の倫理面が社会的にクローズアップされておりました。そこで、たまたま偶然にも鍼灸治療を目にする機会があり、『医は仁術なり』との言葉を体現するものがここにあると確信し、この道に進みました。

いざ鍼灸の世界に触れてみると、仏教用語にもありますが『心身一如』という文言があります。この言葉は身も心も互いに関連しあっている様を表します。どういう事かというと、気分がすぐれない時に体の調子も良くない状態になりますよね。つまり、鍼灸治療は体だけのキュア(cure)だけでなく、心のケア(care)も出来るという、当に我が師「梅田善照」先生が仰られていた『全人的』に人を診ていくオーダーメイド医療になるのです。また、よく東洋医学で使われます『五臓六腑』には、各臓腑に機能作用だけでなく精神作用もあると考えられております。体の治療をしているようで、心も軽くなる。そのような事も可能になっていくと考えます。

また、東洋医学では他覚的所見よりも患者様の自覚症状を大事にしております。病院で検査しても分からない。しかし、体調の不調を訴えられる方も世に多くおられると思います。そのような『未病』の状態の半健康人の方、益々スピードアップしていく世にあって自然の理に反した生活習慣を送り、自然と解離した生活を送りがちな現代にあって、今一度ゆったりとした時間に身を置き、本来の人間らしさ取り戻す。そのような時間・空間を提供して参りたいと思っております。そして、皆様が社会でより活力あふれ、活躍する手助けの一助になりたいと思っております。

日常生活を送られるにあたって不便を感じられておられる方、または病院へ行っても治療法がなく困られてる方、東洋医学的にお力添え出来る事もあるとは思いますので、何なりとお気軽にご相談下さい。